こんにちは、にゃんぴです。
今冬、少々身の丈を超えた買い物をしました。それがモンベルのジオライン製品です。親きょうだいへのプレゼント候補にするほど、その機能性に感動しました。ジオラインは、冷え性の方や年中汗かき体質の方にも強くオススメしたい優秀なインナーです!
登山やキャンプなどで活躍するアウトドアウェア。
そのアウトドアウェアを取り扱う人気ブランドといえば、ザ・ノースフェイス、スノーピーク、ロゴス、パタゴニア、コロンビア、マーモット、マムート 等々・・・ここでは名前を上げ切れないほど、世界各国のアウトドアブランドが山ほどあります。
今回、その数あるアウトドアブランドの中からご紹介させて頂くのは日本発ブランドの「モンベル」さんです。
モンベルのジオライン
モンベルさんは日本発ブランドなので日本人の体形にとても良くフィットします。
何よりも高機能でありながら他ブランドよりも手に取りやすい価格帯ということで、ベテランから初心者まで人気の高いブランドです。
そんなモンベルさんで購入したのがこちらのインナー。
ZEO-LONE アンダーウェア:中厚手タイプ
適した場面は「登山」「アイスクライミング」「スノーポーツ」ですが、普段着のインナーとしても活躍します。
■ 購入価格(税抜き)
ラウンドネック | 薄手 | 中厚手 | 厚手 |
男性用 | 3,239 | 4,300 | 5,524 |
女性用 | 3,100 | 4,200 | 5,300 |
薄手種類やタイプ種類が他にもありますが、基本の3種価格は上記通りです。
着てみたサイズ感は・・・
普段はユニクロサイズでXLサイズやメンズ服をメーンに着用してます。
モンベルのレディース服はユニクロ以上に窮屈そうなので、LサイズかXLサイズで悩みましたが、試着可能だったので着心地を比較してみました。
結果、モンベルのジオライン長袖インナーはLサイズで丁度でした。
見た目はXLサイズでも小さそうに見えるのですが、袖を通してみると生地がよく伸びて身体に優しくフィットします。
インナー1着3,000~4,000円程と額は決して安くはないのでサイズに不安がある方は試着してみると良いかと思います。
ヒートテックと比較すると・・・
普段からユニクロのエアリズムやヒートテック、他社の類似製品などを着用していますが、気になるの「速乾性」の機能。
吸汗は早いのですが乾かないので体の芯まで汗冷えしてしまい風邪気味になることもありました。
ヒートテックなどを登山ウェアの代用として着用される方もいますが、汗冷えで運動効率が低下し怪我・事故に繋がるの可能性もあります。
ヒートテックなどはあくまでも日常生活用。筆者も普段着はユニクロ服ですが、ジョギングや自転車での買い物など軽い運動から登山のようなハードな運動をするときは、場面に適したジオラインを着用しています。
ジオラインのここが凄い!
パッケージに説明がありますが「保温」「速乾」「消臭」など多くの機能をうたっています。
本当のところ各機能がどれほど力を発揮するのか、実際に運動してそれぞれの機能を確認してみました。
抜群のストレッチ性
身体を捻ったり腕を回したり可動域を確認してみると・・・
身体にピタッとフィットして抜群のストレッチ性を発揮。
窮屈感や圧迫感は無し。
腕を上げても裾・丈が上がる事も無し。
袖のよじれ・肩や背中の突っ張りなども一切無く軽やかでとても動きやすい!
パッケージに記載された通り「フィット感と動きやすさを両立」していました。
持続する保温力
着た瞬間から暖かい!
大げさではなく、着た瞬間から保温してくれているのが分かりました。特殊な繊維が体温を逃さずに保温するそうで、動かずじっとしていても軽量ダウンを羽織ったように暖かいです。
今回購入した通年で着れるジオライン中厚手タイプは、秋口から初夏あたりまでが適していそうです。夏場にはジオライン薄手(ライト/クールメッシュ)の半袖が適当かと思います。
逆に、夏場でも冷える方や冷房環境にある方には薄手、中厚手、厚手、別製品「メリノウール」が良いかもしれません。
ジオラインを一枚着るだけで重ね着で着膨れしたりせずスッキリした冬コーデを楽しめるので、冷え以外に着膨れが気になる方にもオススメです。
驚異の速乾性
低山の岩場直登コースを登りました。途中で息が上がり汗が噴き出しましたがインナーが汗を即吸収拡散。
それにより全身湿た状態になりましたが、サラリとした肌触りで濡れている不快感は感じず。
途中休憩を挟んでも汗冷えすることもありませんでした。
山頂で軽く休憩し呼吸が整った頃にはインナーが乾き始め、下山した頃には汗を掻いたことを忘れてしまうほどサラサラとした肌触りに戻っていました。(登山時間2時間程度)
普段なら汗の不快感で着替えをするところですが、着替えせずにそのまま過ごせたので精神的に余裕が持てました。これは今までに体験したことのない速乾機能です。
防臭効果
臭いの元となるバクテリアを減少させる銀イオンの制菌加工がされているそうです。
「制菌加工」は、バクテリアそのものは減少しない「抗菌防臭」よりも防臭効果が高く、その効果が半永久的に持続するらしい・・・
確かに、パートナーの強烈な汗臭も全くしなかったですし、部屋干しの嫌な臭いも発生していません。
自分の体臭や服の生乾き臭は自覚するのが難しいので、夏場や自転車移動で汗をかいた時に臭いの心配をせずに済みそうです。
静電気が起きにくい
筆者にとってはとても重要なポイントです。
普段着はヒートテックとコットンシャツの組み合わせなので静電気がバッチバチ発生します。なので、にゃんぴを撫でる度に静電気が放出されお互いに痛い思いをしていました。
その点、ジオラインはその見た目とは裏腹に静電気がおきにくい。
いかにもバチバチきそうな見た目ですが静電気が起きにくいカーボン繊維を使用しているので、着脱で肌がバチバチしたり髪の毛が逆立ったりしませんでした。人間にも動物にも優しいアイテムです。
旅行や災害時にも役立つジオライン
旅行で飛行機に搭乗する際は、手荷物の重量を制限内に収めたいもの。
特にLCCのPeachは、機内手荷物サイズが3辺合計115cm以内で総重量7㎏までという厳しい制限が。旅先からの帰りは荷物が増えるので、出発はなるべく荷物を減らしたい。
そんな時に活躍するのがジオライン!
冬場の旅行であれば重ね着用の服を減らせます。また、ジオラインの下着も薄くて軽いのでかさばりません。乾燥も早いのでインナー・下着を2セット用意すればローテーション使用が可能で荷物を減らせます。
旅行以外にも、自然災害などで暖房器具が使用できなくなった際にジオラインがあれば防寒対策にもなります。
まとめ
毎年、冬になると服を何枚も重ね着して着膨れしていましたが、今年はジオラインのインナーであったかスッキリ!ジオラインの機能を体験した時のあの感動、心の底から知って欲しいし伝えたい。薄手に厚手に、タイツに下着に半袖シャツに・・・全種類揃えたい優秀なインナーです!
「保温」「速乾」をうたっている他社類似製品と比較すると、価格的にはお試し感覚で気軽に手を出せるものではないのは確かです。
しかし、機能性で比較するとその違いには雲泥の差があり、「吸汗速乾性」「保温」「ストレッチ性」「消臭」どれをとってもジオラインが勝っていると感じました。
モンベルはアウトドアブランドですが、アウトドアという枠を越えて冷え性や多汗症、ご年配の方の普段着や、災害時の防寒具にもオススメです。
今年はまだスタートしたばかりですが、2021年で一番最高に感動した買い物でした。
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