こんにちは、にゃんぴです。
毎年3月になると、税務署にて確定申告をしていたのですが、来年からはe-Taxを利用して自宅から確定申告をすることにしました。
今回は、e-Tax申告に必要なマイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請についてのレビューです。
マイナンバーカードの申請・交付は無料ですが、筆者は証明写真代800円の費用をかけて「オンライン申請」で手続きをしました。
理由は、カード更新が5~10年後であることと、オンラインで簡単に一発で申請を通したかったから。
というのも、オンライン申請では、再申請(申請不備)になっている8割弱が顔写真不備によるものらしいです。
ただでさえ交付まで一ヶ月程度かかると言われているので再申請は回避したい。そんな思いで、スマートフォンからのオンライン申請にしました。
今回の経験が、まだマイナンバーカードの交付申請をされていない方の参考になればと思います。
マイナンバーカード交付申請方法は4通り
カード交付申請の方法は
スマートフォンによる申請
パソコンによる申請
まちなかの証明写真機からの申請
郵便による申請
以上の4通り。
筆者は圧倒的に便利な「証明写真機からの申請」にしたかったのですが、ある勘違いから写真機の次に便利な「スマートフォンによる申請」にしました。
スマートフォンによる申請
申請方法を決めたので、次にスマホ申請に必要な
交付申請書
証明写真かそれに準ずる自撮り画像
を手元に準備。
交付申請書(通知カードの下部)は準備OK。
顔写真は履歴書サイズしかないので最寄りの証明写真機へ・・・
まちなかの証明写真機
先にも話しましたが「まちなかの証明写真機」にて申請する予定だったので、個人番号カード交付申請に対応したFUJIFILM写真機にて顔写真を撮影しました。撮影費用800円也。
右上の【マイナンバーを申請する】を選択。
右下の【スマホ・PCで申請】を選択。
申請用QRコードがあれば、写真機の案内に従ってQRコードを写真機に読み込ませ、必要事項の入力・撮影をするだけで交付申請手続きが完了します。
【スマホ・PCで申請】を選択した場合の手順が表示されます。内容を確認したら、案内に従い操作して顔写真を撮影します。
撮影終了・・・
こちらがデジタルデータでの画像受取を希望した際に印刷口から出てくる【写真データ受付証】です。
受付証に記載されている受付番号・パスワードでログインし画像データをダウンロードするので紛失しないよう注意。(因みに撮影から6ヶ月以内であれば何度でもダウンロード可能。)
スマホでQRコードを読み込みログインしたら、撮影した証明写真のデジタル画像データをスマホにダウンロード・保存します。
これで申請に必要なものは揃いました。スマートフォンによる申請に進みます。
スマホ申請の流れ
手元に交付申請書とデジタル画像データの準備ができたので、いざスマホ申請へ!
ここでやっと、自分の交付申請書にQRコードが印刷されていることに気が付いた筆者。
スマホに申請用QRコードを読み込ませると、オンライン申請URLにアクセスし、申請時に入力が必要な「申請書ID(半角数字23桁)」が自動入力されます(変更不可)。QRコードが無くても申請用URLにアクセスし、自分で入力することもできます。
後は、案内通りに必要事項を入力し、顔写真の画像データを添付・送信します。すぐに登録メールアドレスに手続き完了の通知が届くので、これで交付申請完了です。
PCでの申請も同じ流れです。とても簡単に出来ます。
申請後は、市区町村から交付通知書(はがき)が自宅に届くのを待つだけ。
交付通知書が届いたら
筆者の場合は、交付申請から1ヶ月強で役所から通知書が届きました。
こちらが手元に届いた通知書。
マイナンバーカードの受け取りに必要なものは・・・
こちらの交付通知書
本人確認書類
通知カード・住民基本台帳カード(持ってる人のみ)
新規交付の場合は以上3点のようです。
通知書のシールを剥がし、内側の内容を確認し、回答書に署名をしておきます。それと、受け取る時にその場でカードの暗証番号を入力するので、事前に暗証番号を決めておく方がスムースに受け取れます。
筆者の失敗談・・・事前に決めておいた暗証番号を通知書に書き込んでおいたら、何と役所窓口で回収されてしまったのです!(考えなくても当然の話ですが…)
受け取りは本人に限る
ちょうど仕事が忙しくなり有給休暇を取ることが難しくなったパートナー。
代理人による受け取りが可能なのか通知書に目を通したところ、
「受け取りは原則本人に限る」し、病気や身体的理由なら「診断書等が必要」とのこと。
代理人交付は諦めて、休日窓口が開設されている時に伺うことにしました。
因みにですが、パートナーは筆者よりも遠回りな申請をしましたので以下に一応レビューしておきました。
通知カードを再発行している場合・・・
通知カードの下部「交付申請書」の個人情報欄が、アスタリスクマークで埋め尽くされている場合のレビューです。
過去に通知カードを紛失し再発行している場合、交付申請書の情報欄は全てアスタリスク*******マークで埋め尽くされ、更にはスマホ申請用「QRコード」も印刷されていないと思います。
この場合、交付申請には使用できません。
申請書が無い状態と同じなので、
市区町村の窓口にて「交付申請書を再交付」してもらう
マイナンバーカード総合サイトにて「手書き交付申請書」を印刷して使用する
のどちらかになります。
役所窓口にて申請書を取得
窓口で本人確認書類による身元確認のうえで、申請者情報が印字された交付申請書を取得する事が出来ます。
こちらの用紙にはスマートフォンや証明写真機で申請できるQRコードも印刷されていますし、申請用IDも記載されているのでパソコン申請も可能。もちろん、郵便申請にも対応しているので、窓口での再交付の方が自分の都合に適した申請方法が選べます。
自治体によっては郵送による再交付も受け付けているようです。
筆者の地域では対応外でしたので、パートナー本人が役所窓口へ申請書を頂きに伺いました。
その後、スマホに申請用QRコードを読み込ませ申請手続き完了。
サイトから印刷する場合は・・・
マイナンバーカード総合サイトにてダウンロードし印刷します。その場合、申請者情報がすべて空欄の白紙なので全て手書きとなります。
個人番号記入欄があるので個人番号が不明の場合は手書き申請が出来ません。通知カード・申請書どちらも無い場合は役所窓口にて交付申請書を取得することになります。
郵便申請での切手代について
因みに、郵便申請の切手代は無料です。
通知カードに同封発送された申請書送付封筒はお持ちでしょうか?
そちらの封筒、差出有効期間が切れていても差し戻されることなく届くので、そのまま使用できます。(ただし有効期限有り)
また、封筒が手元に無い人のために、ダウンロードして使用できる封筒様式も準備されています。その封筒様式はこちら ⇒ マイナンバーカード総合サイトより(交付申請書 送付用封筒材料)ダウンロードできます。
まとめ
国民皆に与えられた個人番号カード。
筆者は自己都合で証明写真代800円の出費ですが、交付申請用の顔写真を自撮りすれば完全無料で申請可能です。役所によっては手続きの支援やカード用顔写真の撮影をしてくれる自治体もあるとか・・・
基本の4通りの申請方法で個人的主観では、一番簡単に申請出来るのは「証明写真機」。次に「スマホ・PC申請」、最後は「郵便申請」です。
筆者もパートナーも色々と勘違いをしてドタバタでしたが、マイナンバーカードの受け取りも無事に済んで一件落着。これで来年からは「e-Tax」を利用してで確定申告をできそうです。
失敗談も交えてのレビューでしたが、交付申請がまだの方の参考になれば幸いです。
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