こんにちは、にゃんぴです。
イオンカードセレクトを利用して半年程でゴールドカードへのインビテーションが届きました。ゴールドカードの特典を享受する機会がほぼ無いので切替えをせずにいましたが、パートナーから御叱りを受け渋々変更しました。
今回は、ゴールドカードの条件やメリットについてレビューしたいと思います。
イオンカードをゴールドに切替たい理由に「イオンラウンジ」で寛げることをあげる方も多いのではないでしょうか。
また、頻繁に旅行をされる方なら「空港ラウンジサービス」や「旅行傷害保険無料付帯」されるのもうれしい特典だと思います。
以下、イオンゴールドカードの切り替え条件やメリットについてお伝えします。
ゴールドカード発行には 対象カードがある
イオンカードは、新規入会で「ゴールドカード」を選択して発行することはできません。
ゴールドカードを手に入れるには大前提として「イオンゴールドカードが発行される対象カード」に入会する必要があります。その後、ある一定の条件を満たすことでゴールドカードへの切替えが可能となるのです。
なので、まずは数あるイオンカードの中から「イオンゴールドカードが発行される対象カード」に入会しましょう。
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)
- イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
ゴールドカードに切替える際は、別のカードデザインに変更する事はできないのでデザイン重視で選択する場合はご注意を。イオンカードは複数所持できるので、可愛いデザインカードをゴールド一色にはしたくないよ、という方は通常デザインとデザインカードを2枚発行し、通常デザインでゴールドカードを目指す方法もあります。
さて、対象カードを選択したら次はゴールドカード切替えの「ある一定の条件」を満たします。
ゴールドカードに切替える条件とは?
公式に公開されているイオンゴールドカードの切替え条件は
- カードショッピング利用額が直近年間100万円以上
- (株)イオン銀行の住宅ローン契約(イオンセレクトクラブ)
- 他一定の基準を満たしていること
となっています。
この最後の条件「他一定の基準」について、巷では様々な噂がまことしやかに囁かれています。
その噂の条件を拾ってみると…
- イオングループでの利用が直近1年間で60万円以上
- 累計500万円以上の利用
- 直近年間80万円以上の利用と決済回数120回以上
さらに、イオン銀行口座と紐付いたイオンカードセレクトの場合
- 定期預金に100万円以上を預ける
- 定期預金残高500万円以上を2ヶ月キープ
- 個人年金保険の契約
- iDeCoや投資信託の利用
- 投資信託の残高100万円以上
などなど・・・
真実か否か、憶測が憶測を呼び噂が独り歩きしているのか。過去に発行された事例はあるけれど今では廃止されたものもあるのかもしれません・・・
確かな事は、公式条件以外は信憑性が薄いということ。
それと残念ながら、ゴールドカードへの案内が届いたとしても切替え時に「審査」があり意に添えないこともあるようです。
以上の情報から、確実に無駄なくゴールドカードへの切替えを目指すのなら・・・
- 直近1年間のカード利用金額が100万円以上
- カード利用支払の延滞や滞納が無い
これを意識して、いつもイオングループを利用し、カード利用代金の返済の遅延・滞納に気を付ければゴールドカードへの切替え条件を満たすのではないかと推察します。つまり、公式条件を満たすのがベストということです。
筆者の場合は、可能な限りイオンカードを利用し半年程で条件達成。翌月中旬頃にインビテーションが届きました。WEB申請後、一週間以内にゴールドカードが届いた記憶。
ちなみに、半年程で条件達成できたのは、生活費はもちろん、車検代や社会保険料など何十万単位の大きな出費を全てイオンカード支払いにしたからです。
一発でゴールドカードを発券する方法
一発でゴールドカードを発行するならイオン銀行で「住宅ローン」を契約するという近道もあります。
もちろん入会には条件があります。
- イオン銀行住宅ローン(借入金額1,000万円以上かつ借入期間10年以上)の借入れ
- イオンカードセレクトに入会
上記条件を満たしイオン銀行の住宅ローンを契約し「セレクトクラブ」に入会すると「イオンゴールドカードセレクト(イオンセレクトクラブ)」が発行されます。
こちらのセレクトクラブは発行から5年間という期限付きであありますが、通常のゴールドカードには無い特典があるのが特徴です。
- イオンでの買い物が毎日5%OFF
- 定期預金の金利優遇特典
- イオングループ各社からの特典
- イオンカードセレクトの特典付帯
- ゴールドカードの発行
イオングループ各社からの特典に加え、イオンでの買い物が毎日5%OFFとなると結構な節約生活が送れそうですよ。
住宅ローンの契約を検討されていてゴールドカードが欲しい方には一石二鳥です。
インビテーションが届く人、いきなりゴールドカードが届く人の違い
ゴールドカードへのインビテーションは届かず、ある日いきなりゴールドカードが書留郵便で届いた!という方もいらっしゃるかと思います。
この違いは何か。それは恐らく国際ブランドの違いだと思われます。
国際ブランド | カード番号変更の有無 | ゴールドカード切替え方法 |
VISA会員 | 変更有り | インビテーション案内で、WEB・ 電話・申込書郵送のいずれかで切替 え手続き。後日、ゴールドカードを 書留郵便で受け取り差替える。 |
JCB・Mastercard会員 | 変更無し | インビテーション無しでゴールドカ ードが書留郵便で届く |
ゴールドカードへの切替えによってカード番号が変わってしまうVISA会員の場合はインビテーションの案内のみが届くので、WEBか郵送・電話にてゴールドカードへの切替え手続きをする必要があります。
一方、JCB・Mastercard会員はカード番号は変わらないので、いきなり突然にゴールドカードが直接届くようです。
イオンゴールドカードの特典は?
イオンゴールドカードになる事で受けられる特典は以下3点です。
- イオンラウンジの利用
- 空港ラウンジの利用
- 旅行傷害保険の無料付帯
他社ゴールドカードと比較すると物足りないかもしれませんが、年会費無料でここまでの特典が無料で受けられるなら御の字ですね!
イオンラウンジが使える
全国のイオンラウンジで、1人1日1回30分以内、同伴3名まで利用可能。
ラウンジにてプライベートブランド「トップバリュー」のお菓子や飲み物を試飲食しながら休憩できます。
筆者の地域は、お菓子1個と飲み物1,2杯が殆どですが、菓子3,4個・飲み放題・PC席設置など地域や店舗によって提供されるサービス内容が若干異なるようです。
試供品(菓子・飲料)の内容から一人当たり30~50円ほどの飲食代が無料提供されています。子どものオヤツになりますね。そのためか、休日は家族連れの利用が多く、30分以上待ち時間が発生するほど混雑します。
イオンラウンジを利用したいだけの場合、下記カードでも利用できます。
- イオンラウンジ会員証
- イオンオーナーズカード
- イオン北海道(株)株主さまカード
- イオン九州(株)お客さま株主カード
この中で、入手しやすいカードは「イオンラウンジ会員証」と「イオンオーナーズカード」でしょう。
イオンラウンジが目的であれば、ゴールドカードへの条件”年間100万円以上の利用”という壁を超えるより、30~40万円が条件の「ラウンジ会員証」や「オーナーズカード」の方が近道に思います。
余談ですが、2019年のイオン株主総会で、イオンラウンジの混雑状況改善に向け利用基準見直しの必要性が議題であがったようです。株主か得意客か、感染症による利用休止明けには新しい利用規制があるかもしれません・・・
空港ラウンジが使える
ゴールドカード会員本人は、受付でカードと当日の搭乗券を提示する事で国内主要6空港の空港ラウンジを無料で利用する事が出来ます。イオンラウンジと違い会員本人のみ有効で同伴者は有料になります。
2019年4月1日より
- 羽田空港国内線、の他
- 成田国際空港
- 新千歳空港
- 伊丹空港
- 福岡空港
- 那覇空港
の主要6空港を利用出来るようになりました。
主要6空港になったことで特典を享受できるゴールドカード所有者は増えましたが「中部国際空港」や「関西国際空港」の追加を願う声も多いです。順次拡大されることを願っています。
海外・国内旅行傷害保険
2019年4月1日に補償内容がリニューアルされ、海外旅行傷害保険は「カードに自動付帯」から「出国前のクレジット払い利用必須」となりました。
出国前に海外旅行に伴う「公共交通機関の乗車代」や「募集型企画旅行代」の一部でもイオンゴールドカードにてクレジット決済していれば保険適用の範囲になります。
改悪に思われますが、代わりに補償の支払限度額が大幅に引き上げられているので、万が一旅行中に携行品損害や疾病罹患しても懐の心配は御無用ですね。
国内旅行の場合も、乗車代・宿泊代・ツアー代をイオンゴールドカードにてクレジット決済していれば「公共交通機関の乗車中」「ホテル宿泊中」「ツアー参加中」の事故によるケガが補償されます。
事故に遭ったら、事故発生日から30日以内に保険会社に事故報告を!
引受保険会社が、被った損害額を差し引いて保険金を支払う可能性あり。
ショッピングセーフティ保険
ショッピングセーフティ保険は限度額が 年間50万円から300万円へ増額!もちろん、クレジットカード盗難保障も継続付帯しています。
イオンクレジット決済での購入商品(1品5,000円から300万円までの商品)が偶然の事故で損害を被った場合、購入日から180日間、年間300万円まで補償されます。
その「偶然の事故」はどのような場合で摘要範囲となるのか。紛失事故の場合や貴金属や自動車など一部購入商品は対象外ですが、そうそうお世話になる事はないとはいえ「万が一」を考えれば安心して買い物ができますね。
ゴールドカード限定の「プレミアムパスポート」
イオンカードの利用者に毎月発行されるクーポン「サンキューパスポート」とは別に、ゴールドカード限定の割引クーポン「プレミアムパスポート」が不定期で発行されています。
大々的には触れていないようなので、筆者もゴールドカード限定のクーポン特典があるとは知りませんでした。筆者が知らないだけで、もしかしたら、パスポートがハガキ郵送式だった時にもゴールドカード限定プレミアムパスポートが郵送されていたのかもしれませんけれど。
他にも大々的には宣伝していない特典があるかもしれませんね。もし他に気付いた時は追記したいと思います。
家族カードも「ゴールド」にできてお得!
ゴールドカード会員本人と同様のサービスを受けられる家族カードを3枚まで無料発行することが出来ます。(解約した家族カードを含めて累計3枚まで。)
家族カードに申し込めるのは「生計を共にする配偶者・親・18歳以上の子供」です。受けられるサービスは本人とほぼ同様ですが、家族カードならではのデメリットもあります。
利用限度額は共有。
イオンカードセレクトの家族カードにはキャッシュカード機能が無い。
イオンカードセレクトの家族カードには付帯しない特典がある。
家族カードは新規入会キャンペーンの対象外。
家族カード利用者のクレジットヒストリー(信用情報)は育たない。
家族カードで十分事足りる場合はメリットしかないので、無料でゴールドカードにできるのは相当お得ですよね。
まとめ
イオンゴールドカードは、イオンカードの特典に「イオンラウンジ」「空港ラウンジサービス」「各種保険」の手厚いサービスが付帯するお得なカード。
ゴールドへの近道は、あらゆる支出を可能な限りクレジット決済にすること。たとえ100円の少額でも利用額・決済件数を伸ばすべし。
イオンカードセレクト(通常デザイン)を選択し、利用半年程で約100万円・件数130件程に到達。うち、イオングループでの買い物は全体の3割程度。公共料金等は早々にイオンカードもしくはイオン銀行引き落としにしました。
これからゴールドカードを目指される方の参考になれば幸いです。
※本ページは2021年5月時点での情報です。その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。
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